ワキ汗ボトックスの施注時期
ワキ汗ボトックスのご要望のピークは春と秋の二峰性です!
ワキ汗ボトックスは効果も高いですし、顔と違って「効きすぎ」がないので皆様の満足度も高いですね。夏前の4月〜6月にご要望のピークがありますが、実は今の時期にもピークがあります。
それはいったいなぜなのか?を考察してみました。
院長が特に注目したのは、「秋は発汗量そのものよりも、汗による不快感や日常生活への支障を強く意識する時期なのではないか」という点です。
秋にもワキ汗や腋臭が気になる理由
1.秋は衣服による蒸れが生じやすい
秋になると気温は下がりますが、長袖やジャケット、ニットなどを着用する機会が増えます。そのため、
・通気性の悪い衣服によるワキの蒸れ
・暖房の効いた室内や電車内での発汗
・朝晩と日中の寒暖差による衣服調節の難しさ
・汗染みが目立つ色の衣服を着る機会の増加
夏には薄着で対処できた方も、秋になると汗染みや衣服内の湿気が気になることがあるのではないでしょうか。
2.精神性発汗は季節を問わない
腋窩の発汗には、体温調節に伴う温熱性発汗だけでなく、緊張やストレスに伴う精神性発汗も関係します。精神性発汗は季節を問わず存在します。
特に原発性腋窩多汗症の方では、気温が低くても仕事中の緊張や対人場面で多くの発汗をきたすことがあります。
そのため、夏から秋へ移行しても、必ずしもワキ汗の悩みが解消するとは限りません。
3.春から初夏に注射した方の効果が減弱する時期
ワキ汗に対するボツリヌストキシン注射の効果は個人差がありますが、一般的に3〜4ヵ月以上持続します。
例えば、4〜6月に注射した方が、9〜11月頃に効果の減弱をお感じになることはあるでしょう。もちろん効果持続時間には幅がありますので、必ず秋に再治療を必要とするわけではありません。ちなみに当クリニックの職員には年に2〜3回、定期的にワキボトを打っております。
4.秋冬の行事やスポーツなどに備えるため
秋は結婚式、学校行事、仕事上のイベント、スポーツなどが増える時期でもあります。
特にフォーマルな衣服を長時間着用する場合、ワキ汗や腋臭が気になる方もいらっしゃるでしょう。これは温熱性発汗に加えて精神性発汗の影響が強いと考えられます。
また、スノーボードやスキーなどのウインタースポーツや初詣などの行事もあります。
思わぬところでワキ汗と腋臭に悩むことがあるかもしれません!
5.秋になっても暑い日が続く
エルニーニョ現象の影響もあり10月でも気温が高い日があり、日中は発汗しやすい状況が続いています。
特に秋物の衣服を着用していると、外気温以上に暑く感じることもあります。調節しやすい衣服をお選びいただくとともに、いざというときに困らないためには常日頃からの準備が大切かもしれません。
当クリニックでは今年の春からボツリヌストキシン注射の価格を値下げしました。これはお薬の仕入れ先を変更することによって、少しお安く仕入れることができるようになったためです。
衣服選択の難しさ、思わぬ強い暖房、精神性発汗、行事用の衣服、行楽とレジャー、ウインタースポーツ、いつも汗をかく初詣、すべてまとめてワキ汗ボトックスで解消されてはいかがでしょうか!?